ためになるスマホ情報ボックス

NTTドコモは26日、富士通製のAndroidスマートフォン「arrows Fit F-01H」に提供していたソフトウェア更新を、正常に起動できなくなる場合があるとして、一時中断しました。同社によると、2月24日より提供していた更新ソフトウェアの不具合によって、更新後、正常に起動できない、またはエラーメッセージが表示されて操作できないといった事象が発生すると判明したということです。不具合を修正した更新版は準備が整い次第、提供されます。24日からの更新を適用し、起動できないといった事象が発生した場合は、ドコモショップなどの修理窓口にて、預かり修理の扱いとなるとのことです。ドコモ広報によると、今回の事象が発生するのは、アップデートされたうちのごく一部で、特定のラインで生産された製品だということです。具体的な影響範囲や原因については、現在調査中としています。このようなことはわりと頻繁に起こっていますし、対応としては今回のドコモの対応は素早いとみてもいいでしょう。このあたりの対応の良さはさすがドコモと言ってもいいと思います。危急の場合、他の大手キャリアであるソフトバンクやauも同様の対応を見せてくれると思いますが、格安SIM陣営であればどのような対応になるのか興味のあるところです。